健康診断の数字が気になった方へ

「クレアチニンが高い」
「eGFRが低い」
それは、からだからの小さなサインかもしれません。

腎臓のことは、数値だけを見ても分かりにくいものです。
何が背景にあるのか、どこを見ればよいのか。まずは一緒に整理してみませんか。

腎臓と血液のろ過を表すオリジナルイラスト 左右の腎臓、血管、検査結果のカードをやさしい色合いで描いたイラスト Cr / eGFR
検査値は「手がかり」数字ひとつで原因や状態を決めつけることはできません。
CHECK

こんなこと、気になっていませんか?

ひとつでも当てはまるものがあれば、検査結果を見ながら整理してみるきっかけになります。

01

健診でクレアチニンが高いと言われた

02

eGFRが以前より下がった、または60未満だった

03

尿たんぱく・血尿などを指摘された

04

足のむくみ、夜間のトイレ、だるさが気になる

05

血圧・血糖・尿酸の数値も気になっている

06

「このままで大丈夫?」と不安だが、何を聞けばよいか分からない

症状がないから大丈夫、とは限りません。反対に、ひとつの検査値だけで腎臓病と決まるわけでもありません。
KIDNEY

そもそも、腎臓は何をしている?

腎臓は「尿をつくる」だけの臓器ではありません。体の中を一定に保つため、毎日休まず働いています。

01

血液をろ過する老廃物や余分なものを尿として外へ出します。

02

水分・塩分などのバランスを保つ体内の環境が大きく変わらないよう調整します。

03

血圧や赤血球、骨に関わる働きホルモンやビタミンDの活性化にも関わります。

LAB DATA

「クレアチニン」と「eGFR」は、何を見ている数字?

この2つは関連していますが、同じ意味ではありません。ここを知っておくと、健診結果を落ち着いて見やすくなります。

血清クレアチニン(Cr)

体でできた老廃物が、血液中にどれくらいあるか

クレアチニンは主に筋肉でつくられ、腎臓でろ過されて尿へ排泄されます。腎臓のろ過する力が低下すると、血液中の値が上がる傾向があります。

筋肉量などの影響を受けるため、数字ひとつだけでは判断できません。
eGFR(推算糸球体ろ過量)

腎臓が血液をろ過する力を「推定」した指標

日常診療では、血清クレアチニン値・年齢・性別などから腎臓のろ過能力を推定します。一般に数値が低いほど、ろ過する力の低下が疑われます。

eGFRが60未満でも、一度の検査だけでCKDと決めるものではありません。
CKD

慢性腎臓病(CKD)とは?

CKDは、ひとつの病名というより「腎臓の障害や、腎機能の低下が慢性的に続いている状態」をまとめた呼び方です。

A
尿たんぱくなど、腎臓の障害を示す所見がある

尿検査・画像検査・血液検査などで腎障害を示す所見が確認される場合。

または
B
GFR(eGFR)が60 mL/分/1.73㎡未満

腎臓のろ過能力の低下を示す状態。

これらの状態が3か月を超えて続く→ 医療機関で総合的に判断されます
検査結果は「点」ではなく「経過」で
1回目再検経過3か月〜

クレアチニン、eGFR、尿たんぱくなどを、これまでの推移やほかの検査値と一緒に見ていくことが大切です。

BACKGROUND

数値が気になるとき、背景はひとつとは限りません

「何をすればいい?」の前に、まず「なぜこの数字になっているのか」を整理することが大切です。

腎臓の検査値なぜ変わった?原因を決めつけない
血圧高血圧など

長い経過の中で腎臓に負担がかかることがあります。

血糖糖尿病など

血糖の状態と腎臓は深く関係しています。

尿腎臓そのものの病気

尿たんぱく・血尿などが手がかりになる場合があります。

水分脱水・体調変化

一時的な体調の変化で数値が動くこともあります。

薬服用中の薬など

薬剤やサプリメントなどの影響を確認することもあります。

筋肉年齢・筋肉量

クレアチニンは筋肉量の影響を受けるため、見方に注意が必要です。

だからこそ、「数値を下げる方法」だけを探すのではなく、あなたの経過と背景を一緒に見ることが大切です。
SIGNS

腎臓の不調は、気づきにくいことがあります

CKDは初期には自覚症状が乏しいことがあり、健診の尿検査や血液検査で初めて気づく場合があります。

むくみ尿量の変化夜間尿・頻尿だるさ息切れ・貧血かゆみ
大切なこと

これらの症状は腎臓以外の原因でも起こります。「症状がある=CKD」と自己判断せず、気になる場合は医療機関で確認してください。

?
ここからが大切です

「では、何をすればいい?」
その答えは、人によって違います。

腎臓の状態、原因、年齢、食事、血圧、血糖、服用中のお薬、これまでの検査値の推移。見るべきことは一人ひとり違います。

インターネットの情報だけで、極端な食事制限や水分制限、自己流の対策を始める前に、まず今の状態を整理してください。

CLOVER PHARMACY

検査結果を確認し、今の状態に合う方法を一緒に考えます。

まずは検査結果やこれまでの経過を一緒に確認し、数値だけでは見えにくい日々の体調や生活の様子まで整理していきます。

クローバー薬房の落ち着いた相談スペース
落ち着いた相談スペース周りを気にせず、これまでの経過をゆっくりお聞かせください。
1
検査結果を一緒に確認

クレアチニン・eGFR・尿たんぱく・血圧など、分かる範囲で構いません。

2
これまでの経過を伺う

いつから数値が変わったか、病院での説明、服用中のお薬、日々の体調や生活について伺います。

3
今の状態に合う選択肢をご提案

医療機関での診断・治療を大切にしながら、体調・体質や生活に合わせて、漢方薬・自然薬や養生を取り入れるかどうかも含めてご提案します。

ご相談時にあると参考になるもの
健康診断・血液検査の結果尿検査の結果お薬手帳血圧の記録
すべて揃っていなくてもご相談いただけます。
まずは、検査結果をそのままお持ちください

「この数値、どう見たらいい?」
そこからのご相談で大丈夫です。

検査結果を見て不安になった時や、何を気をつければよいのか迷った時にご相談ください。今の状態を確認しながら、無理なく続けられることを整理し、その後の変化も一緒に振り返っていきます。

相談予約はこちら 電話 018-833-3211 腎臓・腎機能の相談事例を見る 月〜金 9:30〜18:30 / 土 9:30〜17:00
定休日:日曜・祝日
※念のため、医療機関へのご相談をおすすめする場合
尿がほとんど出ない、急に強いむくみが出た、息苦しさがある、急激に体調が悪化した場合などは、医療機関へご相談ください。
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