病院での治療を大切にしながら、
今の体調に合わせた漢方・自然薬と養生を考えます。
がんの治療中・治療後には、食欲、疲れ、眠り、便通、冷え、しびれなど、日々の体調にさまざまな変化が現れることがあります。クローバー薬房では、病院で受けている治療や服用中のお薬を確認しながら、今いちばん困っていることや、これからどのように過ごしたいかを丁寧に伺います。治療と日常生活の両方を見ながら、今のからだに必要なことを一緒に整理していきます。
がんの相談は「病名」だけではありません。
治療が始まる前、治療中、治療が一段落したあと。それぞれの時期で、困ることは変わります。
がんを「免疫力が落ちたから」とだけ考えない。
がんは、細胞の遺伝子に変化が積み重なり、増殖のコントロールから外れていくことで生じます。免疫は異常な細胞を見つけ排除する働きに関わりますが、がん細胞が免疫の攻撃を避ける仕組みを持つこともあります。
治療を大切にしながら、毎日の体調を整える方法を考えます。
クローバー薬房が大切にしているのは、病院での治療と日々の暮らしを切り離さずに考えることです。食べること、眠ること、休むこと、動くこと――治療を続ける毎日の中で負担になっているところを見つけ、できるところから整えていきます。
食欲・胃腸
食欲低下、食べられる量、味覚の変化、吐き気、便秘・下痢など。まず「何なら食べられるか」から一緒に考えます。
疲れ・冷え・体力
だるさ、体力低下、冷え、ほてりなど。治療内容や血液検査の状況も確認しながら、無理をしない整え方を考えます。
眠り・不安・生活
診断後の不安、眠れない、仕事や家事との両立、家族への伝え方など。身体だけでなく生活全体を伺います。
治療の時期によって、相談したいことは変わります。
診断直後・治療前
不安で眠れない、食欲が落ちた、情報が多すぎて整理できない。まず今の状態を落ち着いて言葉にしていきます。
治療中
食欲、便通、疲れ、口の乾燥、冷え、眠りなど、治療と一緒に出てきた変化を確認します。
治療の合間・回復期
体力が戻りにくい、生活リズムが整わない、仕事復帰が不安など、回復のペースを一緒に考えます。
治療後・経過観察中
長く残る疲れやしびれ、再発への不安、食事・運動など、これからの暮らしについてご相談いただけます。
中医学では、病名だけでなく「今のからだの状態」を見ます。
中医学・漢方では、同じ「がん」という診断でも、疲れ方、食欲、便通、睡眠、冷え・ほてり、乾燥、気持ちの張りつめ方などを組み合わせて見ます。ここでいう「気・血・津液・脾胃」などは、体調を整理するための伝統的な見方であり、がん細胞そのものを説明する医学用語ではありません。
気虚 ― 疲れ・息切れ・気力
疲れやすい、声に力が出にくい、動くとすぐ消耗するなど。休養と食事も含めて「余力」を見ます。
脾胃 ― 食欲・消化・便通
食欲がない、胃がもたれる、下痢・便秘など。食べられる量や時間、胃腸の受け止め方を大切にします。
気の巡り ― 緊張・不安・張り
診断や治療への緊張、胸やお腹の張り、ため息、眠りにくさなど、心身の張りつめも一緒に見ます。
※当薬房では、病名だけで一律に内容を決めません。治療内容・服用中のお薬・現在の体調・体質などを確認し、その時の状態に合わせて考えます。
漢方・自然薬・サプリメントは、「治療を邪魔しないこと」を最優先に。
治療中は、食品やサプリメントであっても薬の効き方や副作用に影響することがあります。使いたいもの・すでに使っているものがあれば、内容を確認してから考えます。
「何を使うか」より先に、今の治療を確認。
- がんの種類・治療の予定
- 抗がん薬、分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬などの服用・投与内容
- 血液検査、肝機能・腎機能などの状態
- 処方薬、漢方薬、市販薬、健康食品・サプリメント
分からない場合は、お薬手帳や病院でもらった治療スケジュールをそのままお持ちください。
「これだけでがんが治る」というお話はしません。
健康食品やサプリメント、民間療法が、病院で行われるがん治療の代わりになるとは考えません。何かを取り入れる場合も、目的を「何のために使うのか」まで一緒に確認します。
漢方についても、一部はがん治療に伴う症状への対応として診療ガイドライン等に記載がありますが、使い方は症状や治療内容によって異なります。
ご相談のとき、分かる範囲でお持ちください。
全部そろっていなくても大丈夫です。今あるものから始めます。
お話を伺うだけでなく、その方に合った方法をご提案します。
まず、治療内容と今の体調を確認
病院で受けている治療、服用中のお薬、検査結果などを確認し、今の体調を整理します。
お悩み・体質・生活を丁寧に伺います
食欲、疲れ、眠り、便通、冷えなどに加え、普段の生活や「これからどう過ごしたいか」も伺います。
続けやすい形に組み立てます
漢方薬・自然薬を取り入れる場合は、治療内容との兼ね合いを確認しながら選びます。食事・睡眠・休養などの養生も含め、ご希望やご予算に合う続け方を考えます。
「これからどう過ごしたいか」も、
大切な相談のひとつです。
「食べる量が減った」「疲れて以前のように動けない」「眠りが浅い」「治療後の生活が不安」――そんな時は、今いちばん困っていることからお聞かせください。治療の予定や日々の暮らしも踏まえ、何から始めるとよいかを一緒に考えます。ご本人はもちろん、ご家族からのご相談も承ります。
がんのお悩み よくあるご質問
抗がん薬などの治療中でも相談できますか?
はい。むしろ治療中は、治療内容や服用中のお薬を確認することが重要です。お薬手帳や治療スケジュールがあればお持ちください。
漢方で「がんを治す」という相談ですか?
病院での治療を置き換えるものではありません。食欲・疲れ・眠り・便通・冷えなど、治療中や治療後に気になっている体調を伺います。何かを取り入れる場合も、治療内容や服用中のお薬との兼ね合いを確認しながら選びます。
健康食品やサプリメントを使いたいのですが?
治療薬との飲み合わせや、肝臓・腎臓への影響などを確認する必要があります。自己判断で始めたり中止したりせず、商品名や成分が分かるものをご持参ください。
家族だけで相談してもよいですか?
はい。ご本人が来店しにくい時や、ご家族がどう支えたらよいか迷っている時もご相談ください。分かる範囲で治療内容やお薬をお知らせください。
治療中に急な発熱、息苦しさ、意識の変化、止まらない出血、強い痛みなどがある場合は、まず治療中の医療機関へ連絡してください。
